JA粕屋管内で、8月29日から9月上旬まで、「夢つくし」の収穫がスタートし、最盛期を迎えています。
大隈・江辻地区(糟屋郡粕屋町)、湊地区(糟屋郡新宮町)のほ場では晴天に恵まれ大型コンバインの音が響き渡り、機械利用組合の生産者たちは残暑厳しい中収穫作業を行いました。
管内の「夢つくし」カントリー利用面積は約93ヘクタール、今年度の収量は、約675トンを見込んでおり、レンゲを利用した土づくりと、安全で安心な消費者が求める米づくりに取り組んでいます。
刈り取られた「夢つくし」は、生産者によりカントリーエレベーター(CE)へ搬入作業を行い、カントリーエレベーター職員・今年度新設した地域ふれあい課職員や本所・各支所職員が荷受け作業を行います。
カントリーエレベーターの小林所長は「今年度は梅雨の時期が短く、カメムシ等の害虫の発生が心配されたが、今年度より導入されたドローンによる防除等の生産対策を7月28日より実施し、大きな害虫発生の報告はされていない。また、昨年に引き続き高温傾向であったが、営農指導員らの指導による水管理、また「夢つくし」現地指導会の様子を動画にてHPへ掲載を行い、品質・収量の向上に努め、適期刈り取りの励行を行っている。天候により、カントリー稼働日数の調整も必要だが、生産者の生産管理のおかげで、例年通りの収量が期待できる」と話しました。収穫された「夢つくし」は乾燥・調製後、JA粕屋のプライベートブランド米である「かすやそだち米」として販売されます。
