JA粕屋キウイフルーツ部会は10月3日、福岡県が育成したオリジナル品種のキウイフルーツ「甘うぃ(あまうぃ)」について、本格的な収穫・出荷を前に、生産者、ふくれん、JAが集まり「目合わせ会」を実施しました。
「甘うぃ」は、その名の通り「甘い」と「キウイ」を合わせたユニークな名前を持つ品種で、果肉は美しい黄緑色で、一般的なキウイフルーツ(ヘイワードなど)よりも糖度が高く、酸味が少ないのが最大の特徴です。
大玉で果皮のうぶ毛が少なく、食べやすさにも優れているため、特に甘い果実を好む消費者から年々人気が高まっています。
今回の目合わせ会には、生産者、ふくれん、JAが参加し、色や形、大きさなどの統一された出荷規格について、実物を前にして熱心な確認作業が行われました。
生産者からは「今年の出来は上々。甘みがしっかり乗っている」「この基準を徹底し、自信を持って市場に出したい」といった声が聞かれ、高品質な「甘うぃ」を届けるための意気込みが感じられました。
25年度同部会は生産者4人で15アールを栽培。生産量は2トンを見込んでいます。
担当者は、「目合わせ会で統一した基準のもと、今年も自信作を出荷します。ぜひ、ご家庭でも福岡生まれのプレミアムな甘さを堪能してほしい」と話していました。
「甘うぃ」の集荷は10月8日から12日に行い、県域一元集荷のためふくれんへ出荷されます。
