北部プラザ選果場にて、早生温州みかんの主力品種である「北原早生（きたはらわせ）」の収穫目合わせ会が10月16日に開催されました。最良のタイミングでの収穫と、均一な品質での出荷を目指し、基準の確認を行いました。

目合わせ会では、試採りされた果実を用いて、糖度や酸度、着色の状態など、出荷に適した具体的な基準が示されました。今年の「北原早生」は、糖度が高く、酸抜けも進んでおり、極めて良好な仕上がりであるとの報告がありました。

ＪＡ担当者は、「消費者からの信頼を得るためには、全生産者が共通の品質基準で出荷することが不可欠だ。今年も粕屋産『北原早生』のブランド力を高めるため、徹底した家庭選果をお願いしたい」と呼びかけました。参加した生産者は、「目合わせ会で基準を再確認できたので、最高の状態で収穫・出荷に臨みたい」と意気込みを語りました。

ＪＡ粕屋の「北原早生」は、10月27日頃（10月末）から本格的な出荷が開始され、11月中旬にかけてふくれんＶＦやふるさと納税返礼品として出荷される予定です。高品質な果実の安定供給に期待が寄せられています。