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炭酸ガスでハダニ防除 JA粕屋いちご部会

JA粕屋いちご部会は、8月24日から株冷入庫前のいちご苗に対しハダニ駆除に効果的な炭酸ガス処理を実施しています。アルミ蒸着シートで外気と熱を遮断し、そこに定植前のいちご苗を入れ、さらに炭酸ガスを規定濃度に達するまで注入し、その状態で24時間処理することによりハダニ類を防除します。現在では株冷処理と同様に必要な作業として位置づけられており、同JAいちご部会員、31人全員が炭酸ガス処理(面積5ヘクタール)を実施しているため、ハダニによる被害が大幅に減少。ダニ被害の抑制はコスト削減と防除作業の省力化にも繋がっています。

部会員は「ガス処理を実施することで、定植後の薬剤散布の回数を減らすことができるので、より安全・安心なあまおうを消費者に届けることができ、費用面・労力面でも大変助かる」と話しています。

いちご苗を炭酸ガス処理する部会員

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