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農畜連携!わら利用 大隈地区ホールクロップサイレージ

9月4日粕屋町大隈地区の稲刈り後の田んぼ一面に稲わらを乾燥させ、ロール状にした
ホールクロップサイレージが並びました。
この取組みは、数年前より、大隈地区の機械利用組合が、稲刈り後の副産物の稲わらを乾燥させ、ロールにした後に管内の畜産農家に引き取ってもらい、牛の餌として利用し、その後牛のふん尿を発酵させて、また田んぼへ還元します。
持続可能な農業を目指すための重要な取り組み「地域内循環」として、畜産業で生じた家畜ふん尿を堆肥として耕種農家が活用することで、資源を循環させ、化学肥料の使用料を削減でき、コストが抑えられます。
また、家畜の排せつ物を堆肥として再利用することで、廃棄物として処理する必要が減り、環境にやさしい持続可能な食料生産システムを構築でき、国内で資源の循環が生まれることで、食料安全保障にもつながります。
農畜連携は、地域内での資源の循環を促進し、持続可能な農業を実現するための有効な手段です。

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